6. WinShell のインストール

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6.1 初めに

6.2 WinShell のインストール

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6.1 初めに

 WinShell とは、Ingo H. de Boer(独)氏が開発した、TeX用の編集エディタです。筆者はこのソフトを以前から今も使っています。2013年5月14日(木)付の WinShell - TeXWiki には次のように書かれていました。

「現在では主流ではありません。使っている人も少ないので、サポートも得にくいです。それでも使いたければ以下の情報を見てください。」

WinShell ver. 3.3.1.12 までは、platex などのコマンド実行の際にプロンプト画面も表示させることができたのですが、それより後のバージョンではできなくなってしまいました。筆者は開発者にメールして、その点ができるようにお願いしたのですが、「動作が不安定になる」との理由で表示させなくしましたとのことです(2011/4/30(土))。プロンプト画面を表示させると、エラーの場合プロンプト画面が残り、エラーメッセージがすぐに分かります。問題があるのかもしれませんが、筆者が XP, Vista で使っていて致命的な不具合が起きたことはありません。現在、次の場所に ver. 3.3.1.12インストーラーがあります。

・⁠http://ftp.lyx.org/ftp/pub/TeX/CTAN/systems/windows/win
shell/WinShell331.zip

・⁠http://mirror.its.dal.ca/ctan/systems/win32/winshell/Wi
nShell331.zip

・⁠https://archive.linux.duke.edu/ctan/systems/win32/winshell/
WinShell331.zip

・⁠https://mirror.nju.edu.cn/tex-historic/systems/w32tex/
current/winshell/WinShell331.zip

6.2 WinShell のインストール

 上記のいずれかのリンクを C:\Installer\TeX\WinShell にダウンロード、解凍し、zipファイルは削除する。WinShell331.exe をダブルクリックし、インストールする。その後のボタン設定が鍵となります。

タブ「オプション」 > 「TeX関連プログラム設定

を次のように設定する。(桃字は emath で perl と連携するために必要になる)

 

 プログラム名

 exeファイル名

 DOS

コマンドライン

「プログラム:」下のボタン

 

 

 

主なTeXプログラムの設定 

 

 

 

LaTeX

platex -kanji=sjis

チェックオフ

%s

 

BibTeX

pbibtex

チェックオフ

%s

全てチェックオフ

DVIView

dviout

 

%s

チェックオフ

DVI->PS

dvips

チェックオフ

%s

チェックオフ

GSView

\PROGRA~1\Ghostgum\gsview\gsview32

 

%s.ps

全てチェックオフ

PDFLaTeX

dvipdfmx -f msmingoth

チェックオフ

%s

 

PDFView
(Adobe Reader IX以前)

\PROGRA~1\Adobe\Reader 8.0\Reader\AcroRd32

チェックオフ

%s

チェックオフ

PDFView
※ 一瞬黒画面が出る

cmd

チェックオフ

/c start "\PROGRA~2\Adobe\READER~1.0\Reader\AcroRd32" %s.pdf

チェックオフ

 

 

ユーザー指定プログラム

 

 

 

pLaTeX -kanji=sjis -shell-escape

platex -kanji=sjis -shell-escape

チェックオフ

%s

全てチェックオフ

epTeX

eptex

チェックオフ

%s

全てチェックオフ

MusiXflx

musixflx

チェックオフ

%s

全てチェックオフ

prepmx

prepmx

チェックオフ

%s

全てチェックオフ

pmxab

pmxab

チェックオフ

%s

全てチェックオフ

mendex

mendex

チェックオフ

%s

全てチェックオフ

タブ「オプション」 > 「表示」 > 「ユーザー設定

を開くと、ドラッグ・ドロップすることでボタンを表示・非表示できます。

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