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W32TeX の更新が終了して3年以上経ちました。この間に、TeX の主要入手先は TeX Live になり、TeX Live 2022 をもって 32bit でのサポートを終了し、TeX Live 2023 から、platex は eptex に代えて euptex で動作するようになりました (重点解説! TeX Live 2023はココが違う! #LaTeX - Qiita)。
TeX Live は世界基準のインストーラーであり、TeX のほぼ全てをタイムリーに網羅していると言っても過言ではありませんが、
・ファイルの本来の更新日付が反映されない
・全ての言語、OS に対応したものであるため、デフォルトのディレクトリ構造に無駄がある
・関連するアプリケーション (dviout, Ghostscript) も内蔵しており、アプリケーションが混ざった状態で格納されている
・インストール時にスキームを選ぶ形であり、TeX のどの領域をどれだけインストールするかのカスタマイズができない
・ls-R を使う仕様になっている(→ styファイルなどを追加するときトラブルになりがち)
・インストーラがインストールに必要な全てを、メッセージ無しに行ってしまう(環境変数の追加、fmtファイル, mapファイルの作成など)
(→ 非専門家には、原理の理解の妨げとなりがち)
となっており、とりあえず TeX の基本的な原理だけを理解して、数学などの文書作成に注力したい、一般的な Windowsユーザーの日本人向けになっていないように思います。
対する W32TeX は、関連アプリケーション (dviout, Ghostscript) とはセパレートし、fmtファイル, mapファイルを内蔵した、上記の件を全てをクリアした、初等的なものになっており、非専門家でもカスタマイズがしやすい仕様となっています。この W32TeX を、2021年7月に更新終了した過去の遺産のままにしておくのはもったいないと思い、W32TeX に TeX Live を移植することを、筆者は試みることにしました。W32TeX も TeX Live も根本的には同じことをしているはずなので、おおむね、ファイルのディレクトリ構造の平行移動により、W32TeX 形式でも動くはずです。ですが実際には、ファイルをわずかに追加したり削除したり編集したりパスを変更したり、fmtファイル, mapファイルの作成といった作業が必要です。それらの具体的な方法は次々節で述べることにします。とりあえず、W32TeX を最新に更新したファイルだけが欲しいという方のために、それを次節で提供することにします。
筆者が作成する、W32TeX 更新済みファイル群を「W32TeX project」(略記法:W32TeX_p)と呼ぶことにします。
W32TeX における「最小インストール」,「標準インストール」の一部と MusiXTeX に関連するもの (M-Tx, PMX) だけ作ってあります。これら以外のファイル(「フルインストール」)も使いたい場合は、筆者が作っていないため、ご自身で作成していただく必要があります(次節参照)。
原作の W32TeX配布ファイルと区別するためファイル名を変更しようと思ったのですがそれをすると、W32TeX配布の texinstwin.exe がそれに作用しなくなるため、利用者の手間が増えるため、結局原作の W32TeX配布ファイルと同一ファイル名にしました。
64bit用と32bit用でファイルが異なります。64bit用と 32bit用では、ファイル名が同一でも内容が異なります。
次のコマンドが Windows11, Windows XP で動作することを確認済みです:
platex, dvips, dvipdfmx, eptex, musixflx, prepmx, pmxab, mendex
手作業で更新しています。そのため、以前の W32TeX や現在の TeX Live では正常動作していても以下のファイル群では不具合が生じる可能性があります。配布ファイル群の改善案とその理由をご提供頂ければ、配布ファイルを修正します。ただし TeX開発者だけが分かるような説明だと筆者が理解できない可能性があることをご了承ください。連絡先は shgnr_tchr_pastaria★yahoo☆co☆jp(★はアットマーク, ☆はドット)まで river_nizi 宛です。
以上の留意点の下で以下のファイルをご利用ください。
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(64bit用)(2026年8月3日時点 + MusiXTeX 1.41) ※ 原作と違い、以下のファイルに 32bit用のインストールは不要 ※ 32bit マシンにインストールしても(当然のことながら)動作しない ・dvipdfm-w64.tar.xz(標準インストール) ・dvipsk-w64.tar.xz(標準インストール) ・latex.tar.xz(最小インストール) ・ltxpkgs.tar.xz(標準インストール) ・luatex-w64.tar.xz(標準インストール) ・makeindex-w64.tar.xz(標準インストール) ・manual.tar.xz(標準インストール) ・mftools-w64.tar.xz(最小インストール) ・m-tx-w64.tar.xz(フルインストール) ・otfbeta.tar.xz(フルインストール) ・pdftex-w64.tar.xz(最小インストール) ・platex.tar.xz(最小インストール) ・ptex-w64.tar.xz(最小インストール) ・timesnew.tar.xz(標準インストール, 現時点でこのファイルは原作と同じ) ・txpx-pazofonts.tar.xz(標準インストール, 現時点でこのファイルは原作と同じ) ・utf.tar.xz(フルインストール, 現時点でこのファイルは原作と同じ) ・vf-a2bk.tar.xz(フルインストール, 現時点でこのファイルは原作と同じ) ・web2c-lib.tar.xz(最小インストール) ・web2c-w64.tar.xz(最小インストール) |
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(32bit用)(2026年8月3日時点 + MusiXTeX 1.41) ・dvipdfm-w32.tar.xz(標準インストール) ・dvipsk-w32.tar.xz(標準インストール) ・latex.tar.xz(最小インストール) ・ltxpkgs.tar.xz(標準インストール) ・luatex-w32.tar.xz(標準インストール) ・makeindex-w32.tar.xz(標準インストール) ・manual.tar.xz(標準インストール) ・mftools-w32.tar.xz(最小インストール) ・m-tx-w32.tar.xz(フルインストール) ・otfbeta.tar.xz(フルインストール) ・pdftex-w32.tar.xz(最小インストール) ・platex.tar.xz(最小インストール) ・ptex-w32.tar.xz(最小インストール) ・timesnew.tar.xz(標準インストール, 現時点でこのファイルは原作と同じ) ・txpx-pazofonts.tar.xz(標準インストール, 現時点でこのファイルは原作と同じ) ・utf.tar.xz(フルインストール, 現時点でこのファイルは原作と同じ) ・vf-a2bk.tar.xz(フルインストール, 現時点でこのファイルは原作と同じ) ・web2c-lib.tar.xz(最小インストール) ・web2c-w32.tar.xz(最小インストール) |
W32TeX_p配布ファイルの作成の大まかな流れは、
TeX Live をダウンロード → 解凍 → 正常な動作を保つように更新 → 圧縮
となります。
ここで、tar.xz からの解凍・tar.xz への圧縮のためには、Windows なら Windows11 以上が望まれます。Windows11 ではコマンドで tar.xzファイルに圧縮ができるだけでなく、逆に tar.xzファイルを解凍することもできるからです。
正しく動作する W32TeX_p配布ファイルの作成は、次の手順で行われます。
�� TeX Live配布圧縮ファイル群をダウンロードする
�� ダウンロードした TeX Live配布圧縮ファイル群を解凍する
�� W32TeX配布圧縮ファイルを解凍し、W32TeX_p配布フォルダの初期とする
�� W32TeX_pインストーラーを作成しておく
�� (インストール → 使用ファイルを更新 → fmtファイル, mapファイルを作成、編集(後述)し、格納 → 正常動作 → インストーラーを更新、圧縮)を繰り返す
以下では、これらのうち追記すべき点について記します。
(�,離瀬Ε鵐蹇璽匹亮�動化)
次が記述された C:\Installer\W32TeX_project\1_W64TeX_p_download\W64TeX_p_download.bat を、メモ帳などで作成し実行する:
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cd .. ..\TeX\wget\wget-1.11.4-1-bin\bin\wget -m -np http://ftp.naist.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet/archive pause |
(�△硫鯏爐亮�動化)
次が記述された C:\Installer\W32TeX_project\2_W64TeX_p_decompress\W64TeX_p_decompress.bat を、メモ帳などで作成し実行する:
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cd ..\ftp.naist.jp\pub\CTAN\systems\texlive\tlnet\archive for %%a in (*) do tar xvf %%a pause |
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※ �,皚△癲△修譴召貎�時間〜1/4日程度かかります。 |
(�い� W64TeX_pインストーラーの作成)
1) インストールに必要なファイルを、以下の位置に用意しておく:
・W64TeX_p tar.xzファイルを C:\Installer\W32TeX_project\w64tex_next に入れておく。
・C:\Installer\TeX\texinstwin を C:\Installer\W32TeX_project にコピーする。
・C:\Installer\TeX\Installer_W32TeX\W32TeX_install\addition_texmf.txt を C:\Installer\W32TeX_project\3_W64TeX_p_install にコピーする。
2) 次が記述された C:\Installer\W32TeX_project\3_W64TeX_p_install\W64TeX_p_install.bat を、メモ帳などで作成し、実行する:
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cd \usr\local xcopy /e /i /y .\share\texmf-dist\fonts\pk \musixtexmf\fonts\pk
xcopy \Installer\W32TeX_project\texinstwin . texinstwin \Installer\W32TeX_project\w64tex_next for %%a in (*) do if exist \Installer\W32TeX_project\texinstwin\%%a del %%a clip < \Installer\W32TeX_project\3_W64TeX_p_install\addition_texmf.txt \PROGRA~2\WINDOW~3\ACCESS~1\wordpad .\share\texmf-dist\web2c\texmf.cnf |
(�イ痢�配布フォルダを tar.xz に圧縮する方法)
例えば配布フォルダ\dvipdfm-w64 を、原作と同じディレクトリ構造の tar.xzファイルに圧縮するには:
1) コマンドプロンプトで以下のコマンドを順に実行する:
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cd \Installer\W32TeX_project\w64tex_next\dvipdfm-w64 tar Jcvf dvipdfm-w64.tar.xz bin share |
2) \w64tex_next\dvipdfm-w64 に出来た dvipdfm-w64.tar.xz を \w64tex_next に移動する
(�イ� fmtファイル, mapファイルの作成)
1) \web2c-w64.tar.xz\bin に、http://ftp.naist.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet/archive/texlive-scripts.tar.xz 内のフォルダ\texlive 内の次のファイルを入れる:
・fmtutil.pl
・mktexlsr.pl
・updmap.pl
2) ファイルを連携させるために、\web2c-w64.tar.xz\bin 内の fmtutil.pl, updmap.pl を次のように編集する:
fmtutil.pl をメモ帳などで開き、「unshift」を検索し、最初にヒットする箇所の直後を下の文字列に置換する(→ 不要なフォルダ構造を除去、fmtuitl-sys.exe → fmtuitl.pl → mktexlsr.pl のパスを1つに):
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chomp($TEXMFROOT); unshift(@INC, "$TEXMFROOT", "/usr/local/bin"); require "mktexlsr.pl"; |
updmap.pl をメモ帳などで開き、「unshift」を検索し、最初にヒットする箇所の直後を下の文字列に置換する(→ 不要なフォルダ構造を除去):
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chomp($TEXMFROOT); unshift(@INC, "$TEXMFROOT"); } |
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64bit では、fmtutil.pl, updmap.pl に書かれている、次の連続する2行は、不要な設定であるため削除する: unless ($Master =~ s!/texmf-dist/scripts/texlive/tlmgr\.pl$!!i); $bindir = "$Master/bin/windows"; |
3) 機能のために、さらに以下のファイルを編集する。
\web2c-w64.tar.xz\share\texmf-dist\web2c\texmf.cnf をワードパッドなどで開き、「dvi」を検索し、最初にヒットする箇所の次の行に下の文字列を追加する( → でないと dvilualatex-dev.fmt が作成できない):
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TEXINPUTS.lualatex = $TEXMFDOTDIR;$texroot/{lualatex,luatex,latex,generic,}// TEXINPUTS.dvilualatex = $TEXMFDOTDIR;$texroot/{lualatex,luatex,latex,generic,}// TEXINPUTS.dvilualatex-dev = $TEXMFDOTDIR;$texroot/{latex-dev,lualatex,latex,luatex,generic,}//
TEXINPUTS.platex = $TEXMFDOTDIR;$texroot/{platex,latex,generic,}// |
\dvipdfm-w64.tar.xz\share\texmf-dist\dvipdfmx\config\dvipdfmx.cfg をメモ帳などで開き、「D "rungs」を「D "gswin32c」に置換する( → でないと epsファイルが pdfファイルに変換できない):
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D "gswin32c -q -dSAFER -dNOPAUSE -dBATCH -dEPSCrop -sPAPERSIZE=a0 -sDEVICE=pdfwrite -dCompatibilityLevel=%v - |
これらの編集をしたら、インストーラーを圧縮、再インストールしておく。
4) $TEXMFROOT\TeXLive に、http://ftp.naist.jp/pub/CTAN/systems/texlive/tlnet/tlpkg/TeXLive 内の次のファイルを入れる:
・TLConfig.pm
・TLUtils.pm
・TLWinGoo.pm
5) コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する → C:\web2c に fmtファイル, logファイルが出来る
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fmtutil-sys --all |
6) C:\web2c 内の logファイルを不要なら削除し、fmtファイルを、対応する W64TeX_pインストーラーに格納、圧縮する
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※ MusiXTeX 1.41 のドキュメント musixdoc.pdf にタイプセットするには、64bitで、classicoフォントが必要です。classicoフォントをインストールするには、次の� 銑い鮟腓帽圓い泙后� �� classicoファイル群を、\musixtexmf に配置する。 �� Map classico.map と書かれたファイル C:\musixtexmf\web2c\updmap.cfg を作る。 �� 次の 7) に示す、updmap-sys を実行 → C:\fonts\map\pdftex\updmap\pdftex.map に、「% classico.map」についてが記述される → 次の 8) に示す格納、圧縮、再インストールを行う �� 不要なら�△諒�の updmap.cfg を削除する。 |
7) コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する → C:\fonts\map に mapファイルが出来る
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updmap-sys |
8) C:\fonts\map 内の、mapファイルからなる各フォルダを、対応する W64TeX_pインストーラーに格納、圧縮、再インストールする。
正常動作なら、C:\web2c, C:\fonts, $TEXMFROOT\TeXLive を削除する。
(�,離瀬Ε鵐蹇璽匹亮�動化)
次が記述された C:\Installer\W32TeX_project\99_32bit\1_W32TeX_p_32bit_download\W32TeX_p_download_32bit_xz.bat を、メモ帳などで作成し実行する:
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cd ..\.. ..\TeX\wget\wget-1.11.4-1-bin\bin\wget -m -np ftp://ftp.tu-chemnitz.de/pub/tug/historic/systems/texlive/2022/tlnet-final/archive pause |
(�△硫鯏爐亮�動化)
コマンドプロンプトで、以下のコマンドを順に実行する:
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cd C:\Installer\W32TeX_project\ftp.tu-chemnitz.de\pub\tug\historic\systems\texlive\2022\tlnet-final\archive for %a in (*) do tar xvf %a |
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※ �,皚△癲△修譴召貎�時間〜1/4日程度かかります。 |
(�い� W32TeX_p_32bitインストーラーの作成)
1) インストールに必要なファイルを、以下の位置に用意しておく:
・W32TeX_p_32bit tar.xzファイルを C:\Installer\W32TeX_project\99_32bit\w32tex_next_32bit に入れておく。
・C:\Installer\TeX\texinstwin を C:\Installer\W32TeX_project にコピーする。
・C:\Installer\TeX\Installer_W32TeX\W32TeX_install\addition_texmf.txt を C:\Installer\W32TeX_project\99_32bit\2_W32TeX_p_32bit_install にコピーする。
2) 次が記述された C:\Installer\W32TeX_project\99_32bit\2_W32TeX_p_32bit_install\W32TeX_p_32bit_install.bat を、メモ帳などで作成し、実行する:
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cd \usr\local xcopy /e /i /y .\share\texmf-dist\fonts\pk \musixtexmf\fonts\pk
xcopy \Installer\W32TeX_project\texinstwin . texinstwin \Installer\W32TeX_project\99_32bit\w32tex_next_32bit for %%a in (*) do if exist \Installer\W32TeX_project\texinstwin\%%a del %%a clip < \Installer\W32TeX_project\99_32bit\2_W32TeX_p_32bit_install\addition_texmf.txt \PROGRA~2\WINDOW~3\ACCESS~1\wordpad .\share\texmf-dist\web2c\texmf.cnf |
(�イ旅洪靴髻�32bit では行わないファイル):
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以下の更新ファイルは、XP 32bit にコンパチブルでない(動作できない)ため、更新しない: ・*.tar.xz\bin ・\latex.tar.xz\share\texmf-dist\tex\latex\base ・\latex.tar.xz\share\texmf-dist\tex\latex\firstaid\latex2e-first-aid-for-external-files.ltx → 2025/06/05版 ・\latex.tar.xz\share\texmf-dist\tex\latex\tools → 2024/06/15版 ・\ltxpkgs.tar.xz\share\texmf-dist\tex\latex\hyperref ・\ltxpkgs.tar.xz\share\texmf-dist\tex\latex\l3* ・\otfbeta.tar.xz\share\texmf-dist\tex\platex\japanese-otf\otf.sty → [2025/02/18] ・\web2c-w32.tar.xz\share\texmf-dist\web2c\fmlutil.cnf ・\web2c-w32.tar.xz\share\texmf-dist\web2c\updmap* |
(�イ� fmtファイル, mapファイルの作成)
1) \web2c-w32.tar.xz\bin に、http://ftp.tu-chemnitz.de/pub/tug/historic/systems/texlive/2022/tlnet-final/archive/texlive-scripts.r66570.tar.xz 内の次のファイルを入れる:
・fmtutil.pl
・mktexlsr.pl
・updmap.pl
2) 以下のファイルについて、64bit の場合と同様の編集を行う。
・\web2c-w32.tar.xz\bin\fmtutil.pl
・\web2c-w32.tar.xz\bin\updmap.pl
・\web2c-w32.tar.xz\share\texmf-dist\web2c\texmf.cnf
・\dvipdfm-w32.tar.xz\share\texmf-dist\dvipdfmx\config\dvipdfmx.cfg
これらの編集をしたら、インストーラーを圧縮、再インストールしておく。
3) $TEXMFROOT\TeXLive に、http://ftp.tu-chemnitz.de/pub/tug/historic/systems/texlive/2022/tlnet-final/archive/texlive.infra.r63645.tar.xz または http://ftp.tu-chemnitz.de/pub/tug/historic/systems/texlive/2022/install-tl.zip 内の次のファイルを入れる:
・TLConfig.pm
・TLUtils.pm
・TLWinGoo.pm
4) コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する → C:\web2c に fmtファイル, logファイルが出来る
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fmtutil-sys --all |
5) C:\web2c 内の logファイルを不要なら削除し、fmtファイルを、対応する W32TeX_p_32bitインストーラーに格納、圧縮する
6) コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行する → C:\fonts\map に mapファイルが出来る
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updmap-sys |
7) C:\fonts\map 内の、mapファイルからなる各フォルダを、対応する W32TeX_p_32bitインストーラーに格納、圧縮、再インストールする。
正常動作なら、C:\web2c, C:\fonts, $TEXMFROOT\TeXLive を削除する。
ここからは 64bit, 32bit 共通です。
dvips により作った psファイルに日本語出力を可能とするために、次の編集を行います。(QA: pdvipsで日本語が使えない | TeX)
\dvipsk-w64.tar.xz\share\texmf-dist\fonts\map\dvips\updmap\psfonts.map をメモ帳などで開き、次の5行の記述を追加する:
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% rml Ryumin-Light-H gbm GothicBBB-Medium-H rmlv Ryumin-Light-V gbmv GothicBBB-Medium-V |
この編集をしたら、圧縮、再インストールをしておく。
dvips により出来る psファイルに、日本語が表示できることを確認する。
以上が W32TeX_p配布ファイルの作成法となりますが、更新して動作が異常になった場合どうするか。それは、安定板と不具合版の差を突き詰めることです。TeX Live もインストールしておき、不具合を起こしている W32TeX の更新版に、安定版の TeX Live のファイルを上書きしていくことで、不具合を起こすファイル、または足らないファイル、または不備であるディレクトリ構造が原理上突き止められるはずです。
筆者はこうして、使い慣れてきた W32TeX のディストリビューションでも最新の TeX の動向をウォッチし続けられる選択肢を残していきたいと考えています。
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